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6/24 セブンイレブンの値引き販売規制に排除命令

22日に公正取引委員会がセブンイレブン社に対して、加盟店に(販売期限の迫った見切り商品の)値引き販売を制限するのをやめなさいと命令を出した。

 

セブンイレブンでは販売期限が切れたお弁当は廃棄処分にするように決められていて、平均的な加盟店で年間売り上げ2億円に対して廃棄処分による損失が530万円程度になるそうです。

ある店舗オーナーの場合、年間売り上げ2億円のうち、本部の利益が3000万円、店側の利益が800万円となるそうで、税金などを引くと夫婦2人で400万円ほどしか残らないそうです。

オーナーってそんなに儲からないものなのか(そして、本部はそんなに儲けているのか)という驚きはさておき、大雑把に言って、店の利益800万円に廃棄処分の損失分530万円を足せば1330万円になりますし、夫婦の手取り(?)収入400万円に対して足せば930万円となって所得倍増です。

まあ、この計算はあくまでも大雑把なものです。

実際には仕入原価より安く売ることになるかもしれませんから、そうなれば、値引き販売できたとしても多少の損失は出ます。

また、値引き商品が売れた分だけ定価商品が売れなくなるわけですから、全体の売り上げ額が下がると思われます。

 

本部側としては、売り上げが減ることはそのまま利益が減ることになりますし、廃棄処分による損失は全て店側の負担でしたので、本部側にとって全くメリットのない値引き販売を制限していたわけです。

しかし、店側としては廃棄処分による損失がとても大きな問題だったわけです。

実際、本部に逆らって値引き販売を行なったある店舗では利益が前月の1.5倍に増えたそうです。

 

店にとっては見切って値引き販売できることがそれほどにもメリットのあることなわけですが、消費者にとっても選択肢が増えてありがたいことです。

 

ところで昨日、コンビニにマンガ週刊誌を立ち読みに行ったら本がヒモで縛られて立ち読みできないようになっていました。

本屋さんでも、特にマンガ単行本などにはそうした立ち読み防止策をとっているところが少なくないですが、そういうのって売り上げのアップにつながっているのでしょうかねえ。

ボクが思うに、立ち読みする人というのはタダで読めるからこそ読むのであって、お金を払ってまで読みたいとは思っていないのではないかと。

少なくともボクはそうです。

そういう立ち読み客は客とは言えない…と考えるお店が本を紐で縛ったりするのでしょうけれど、でも、立ち読みのついでに他の棚も見たりしますので、そこで買う値打ちのある本を見つけて買うこともあるわけですから、「立ち読み客=歓迎しない客」というお店の考えは消費者にとってはもちろん店側にとってもマイナスなのではないかと思います。

特にコンビニでの立ち読みの場合、ボクは立ち読みのついでに必ず何か食べ物を買うようにしているのですが、本が紐で縛ってあった店では当然ながら何も買わずに店を出て別のコンビニに行きました。

明らかに店にとってマイナスですよね。

まあ、立ち読み客の車で駐車場がいっぱいになってしまって、買い物目的の人が立ち寄りにくくなるというような面があるのかもしれませんけども。

 

店側と客側のお互いのマイナスになってるのに改善されない、という例は他にもあります。

たとえばレジ袋の有料化。

レジ袋を燃やすのは環境に優しくないから買い物袋を持参しよう…という運動のせいで、ゴミ袋(市指定の袋)として使えたレジ袋が廃止されてゴミ袋としては使えないレジ袋を5円で買わなければならなくなりました。

5円払いたくない人は買い物袋を持参してくださいってことなのでしょうけれど、5円や10円のために袋を持ち歩くというのはかなり鬱陶しいことで、ボクの場合、ほとんどその都度袋を買っています。

でも、ゴミ袋としては使えないので家に溜まってきています。

いずれ、ゴミそのものとして出すことになるのかもしれません。

どう考えてもエコ運動の目指す方向と反対の結果になってるんですけどねえ。

 

まあ、スーパーでの買い物では買う量が多いので大きなレジ袋を買うのもそんなに抵抗がないのですが、どうにもやりきれないのがス●薬局での買い物です。

薬局で買ったものを袋に入れてくれないのです。

袋が欲しい場合は5円です。

5円を惜しむのではありませんが、どうにも気分が悪いのでそのまま品物を抱えて店を出たりもします。

ス●薬局って、以前はレジ袋が無料でしたけど、その頃はその頃でレジ係自らが袋に入れてくれていたのでレジの進みが遅くて鬱陶しく感じていました。

客のニーズを汲み取るのが下手な(勘違いしている)お店だと思わざるを得ません。

それらの鬱陶しさから、コンビニでも売ってるものならばコンビニの方で買おうかなと思ったりしてしまいます。

店としても損なことですよね。

  

もう1つの例はガソリンスタンドの会員割引制。

店側としては会員登録した人を優遇して常連客になってもらおうという目論見なのでしょうけれど、客側としては、同じことをどのスタンドでもやっていますから、複数の店で会員登録をしておいて、その中で一番安い、あるいは寄りやすいスタンドで入れる、ということになると思います。

結局、店としては会員制度なんてメリットはないわけで、客側としても何枚ものカードを持たねばならず鬱陶しいだけです。

ちなみにボクがもっとも寄りやすいスタンドではレシートと一緒に1ヶ月間有効の2円値引きチケットというのがもらえるのですが、ボクは毎月給油しなければならないほどには車に乗らないので、給油しようと思った時には有効期限が過ぎていることがあります。

そうすると悩むわけです。

寄りやすいから2円高くてもここで入れようか、それとも、ここはもう使わないようにしようか…と。

客がこんなことを考えてるなんて店側は全く想像もできないのでしょうね。

この前、機会があったのでそのスタンドの人に有効期限を2ヶ月くらいに延ばせないかと話してみました。

そうしたら、「いや、それだけは勘弁してください。1ヵ月以上は無理です」と、何だかボクが値切り交渉をしたかのような対応でした。

まあ、じっくりと話せばボクが何を言いたかったか解ってもらえたかもしれませんけど、あまりに勘違いが甚だしそうだったので即引き下がりました。

いつかこの店には来なくなるのだろうなと思いつつ店を出ましたが、これってやはりお互いに損なことですよねえ。

 

消費者のニーズに応えることができれば値引き販売をしたコンビニのように店側の利益も増えるというのに、ニーズをとらえることができずに消費者に不自由を感じさせ店側も利益の獲得を逃す。

ニーズをとらえる知恵がないということは残念なことですね。

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