乗鞍55ロゲイニングチャレンジ大会(略称・乗鞍ロゲイン)に行ってきました。
ロゲインというのはスコアオリエンテーリングの大規模なもので、本格的なのは制限時間24時間でペアでのチーム競技ですが、今回のはロゲインとしてはもっとも小規模な制限時間3時間の個人競技でした。
さらに、トップ選手は制限時間の半分の時間である1時間半で全てのコントロールを回ってこれたほどの小規模さでした。
ちなみにスコアオリエンテーリングというのは、地図に示されたポイント(コントロール)を制限時間内にできるだけ沢山回ってくる競技です。
回る順番は自由です。
制限時間をオーバーすると大幅な減点になりますので、時間に間に合うように気をつけながら、いかに沢山のコントロールを回ってくるかが重要になります。
今回のロゲインは55個のコントロールが置かれていました。
普通のロゲインでは誰にも満点は取れないような設定になるので、そのときはどのコントロールをパス(パスじゃなくカットという方が良いのかな?)するかというのも重要な戦略になります。
しかし、今回は多くの人が満点を取れるような設定だということでした。
また、前夜に行なわれた競技説明では、うまく回れば総距離14kmで登距離1000mくらいとのことでした。
で、問題はボクは満点がとれるのかどうか…です。
登距離1000mは平地に換算すると10倍の10kmを余分に走ることになります。
合計で24kmです。
平坦な24kmをマラソンのようにひたすら走るのなら、たぶん2時間半~3時間で走れると思います。
あるいは、登山競争のようなもので14kmの距離で1000m登るという場合なら2時間半くらいで行けると思います。
しかし、ロゲインやオリエンでは地図読みやルートチョイスなどもしつつ走らなければなりませんので何%か余分に時間がかかると思われました。
それで前日の段階では全部回るかどうか決めかねていました。
で、当日、スタート15分前に地図が配られました。
15分間で、どういう回り方をするかという作戦を立てます。
たいていの人は地図に自分が回る予定のルートをボールペンなどで書き込んでしまいます。
今回の場合は、速い人はほぼ間違いなく全部回れるはずですので、55個のコントロール全てを通る一筆書きのルートを書くことになります。
起伏がありますので、距離だけで判断してルートを決めると総距離が短くても時間やスタミナをロスして負ける場合もあります。
なのでルート決めは結構面倒くさいです。
ボクなどは根気がないので15分間考え続けることが出来ず、5分くらい残して「あとは現地で考えよう」って感じになりがちです。
で、結局、「基本的にはたぶん満点は取れない」との判断をし、でも取れる可能性もゼロではないから、その辺の調整はゴール付近のコントロールで行なうことにしました。
つまり、ゴール付近のコントロールを最後の30分程度でできる限り回るようにするのです。
そこら辺を全部回れれば満点ですし、回れないようなら時間に合わせてできるだけ高得点を狙うということです。
で、結果は640点満点中、600点でした。
取り残したコントロールは5点のものが2つだけでしたので、得点自体は630点だったのですが、14秒遅刻してしまい、1分毎に30点減点というルールにより成績は600点となりました。
地図を拡大してじっくりと見ていただくと分るかと思いますが、序盤において25と27の2つをパスしました。
その判断をした29の時点では既に12個のコントロールを回っていたのに時間は26分しか経っていなかったのですが、雨で眼鏡が曇ってしまい地図が見辛くなっていたこともあったせいか、「こりゃあ、とても満点なんて無理だ。点数の低いコントロールは捨てていこう」と思ってしまいました。
いつもですと腕GPSの画面はタイムとラップ数を表示しているのですが、今回は距離を表示させて歩測代わりに使ってみましたので、時間とラップ数をはっきり把握せずにやっていました。(ボタンを2回ほど押せば画面が切り替わるのですが(あるいは1画面に全て表示させることも可能)、愚かにもその必要性を感じていませんでした)
その後、もう1ヶ所、中盤の45のところでも、5点の47と48をパスしました。
この2つは序盤にパスしたところよりも手間がかかりそうな場所でしたのでパスしたのは妥当だと思います。
他を全部取れば、30点を1つパスした人より高得点となりますから、密かに「オイラの作戦勝ちかも…」なんて思っていました。
で、45から30点の44に向かいました。
この44は100m以上登らねばならなかったのですが、45から13分近くかかりました。
50mくらい登ったところで、「しまった。こんなに手間取るんだったらパスするんだった」と思いましたが、乗りかかった船ですから仕方なく登り続けました。
この時点ではまだ、こんなところで手間取ってるよりもゴール付近で得点を稼いだ方が得だと考えていたのです。
ところが、この44を取った後くらいに残り時間を確認したら、まだ1時間半残っていたのです。
あと、取る予定だったのはCゾーンとAゾーンの20個くらいだけでしたので、それらは全部取れそうだと思えました。
それで、スタート前には決めておかなかったAゾーンの回り方を決めました。
で、次に22くらいのところで時間を確認したら、まだ1時間以上残っていたんですね。
「こりゃあ、捨てて来たヤツも取りにいけるぞ」と思いました。
しかし、このとき、どのコントロールを捨てて来たのかはっきりとは覚えていなかったのです。
必死に思い出したら中盤にパスした2つは思い出せたのですが、序盤のは意識に上りませんでした。
それで、中盤にパスしたのを取れば満点だと錯覚してました。
で、その中盤にパスした2つ、合わせて10点分を往復20分以上かけて取りに行きました。
まあ、満点勝負ということになれば、個々の点数が何点だろうと関係ないわけで、仮に1点のものと100点のものがあったとしても、どちらも同じ価値があるわけです。
ですので、遠くの5点でも必死で取りに行きました。
でも、初めから全部回れると判断できていれば、あるいは、せめて、パスしようと決断した辺りで時間を確認してパスせずにいれば、こんな無駄をせずに済んだのですが、まあ、コレも自分の実力ということですから仕方ありません。
しかし、終盤ということで、思考力が相当落ちていたのでしょうね。
47から48へ向かうとき、方向を90度以上間違えてしまいました。
下っていくべきところを、登りだと勘違いして、このスタミナが切れそうなタイミングで50mも無駄な登りをしてしまいました。
時間も5分ほどロスしました。
ルートの取り方の失敗というのは結構してると思いますけど、このミスは痛恨のミスでした。(こういうようなミスは今回もう1ヶ所、33から34に行く時に分岐を見落としてというか、分岐などあるとは思っていずに道を間違えたというミスがありました)
で、2つを取って戻る途中に、序盤にパスした2つも思い出したのですが、もうそこまで行く余裕はありませんでした。
で、最後に14秒の遅刻。
最終盤は時計を見ながら必死に走ったのですけど、遅刻しちゃあダメですね。
ということで、成績にはイマイチ悔いが残りましたけど、面白かったです。
雨ということで心配していたネンザもすることなく無事に終えられました。
運営してくださった人たちに感謝です。
ところで、今回は国立乗鞍青少年交流の家が主催ということで、3食付宿泊料金込みの参加料で3800円という破格の安さでした。
立派な施設で、食事も美味しかったです。
タダのものは貪欲に食べる、という癖が出て、レース前なのに夜食も朝食も腹いっぱい食べてしまい、2kgくらい荷物を背負って走ったのと同じ結果になったのではなかったかと思います。(たぶん、コレが一番の敗因でしょうね)
安くて美味しい食事というのも考えものです。(笑
参考までに、コントロールを回った順番を書いておきます。(カッコ内はパスしないでおけばよかったというヤツです)
S-1-7-2-4-3-9-6-23-24-26-28-29-(27-25)-30-31-33-34-35-37-36-50-52-55-54-53-51-49-46-45ー(47-48)-44-43-41-40-39-42-21-20-19-17-22-18-13-10-5-16-12-11-15-14-47-48-38-8-G
最近のコメント