7/15 ルービックキューブの手品から
以前、テレビで見ていてさっぱりタネが分らなかったルービックキューブのマジックがあります。
6面とも揃っていないキューブを数回いじくってから、まだ揃っていない(ように見える)状態で空中に放り投げると一瞬で6面とも揃ってしまう(ように見える)というマジックです。
最初に見たときは録画をしていませんでしたのでタネが見抜けず、たぶん磁石を使ってるのだろう(ナポレオンズの小さい方の人が冗談でそう言いますけどボクは本気です)と思っていました。
はっきりとした仕組みは分らないけれど、なんとなく「磁石だな」…と。(笑
ネットで調べてみたら、どうもタネが2種類あるようでした。
うち1つは この動画を何度も見たらボクにも見抜けましたので自分でもやれると分りました。
もう1つは結構手の込んだタネがあるようですけど、はっきり分かりません。
やはり磁石でしょうか。
で、マジックについてはそれで終わりなのですが、その後、図書館に行ったときにスピードキューブについての本があったのでキューブつながりで借りてきて読んでみました。
スピードキューブというのは揃えるタイムを競う競技で、大会に参加するレベルの人は6面を20秒足らずで揃えてしまいます。
最近キューブをやってる人というのはパズルとしてというよりも、タイムに挑戦することを目的にしている人の方が多いのではないかと思います。
ボクの場合は、30年位前の第1次のブームの頃に友達のキューブを借りてパズルとしてちょっとだけやってみてすぐ挫折したのですが、今回、本に解法もありましたので百均でキューブを買ってきてやってみました。
なぜそう動かせば揃うのか…というところまでは理解できませんでしたが、とにかく、本に書いてある通りに動かせば6面が揃いましたので、一応、大昔のリベンジが出来たような気がして満足でした。(全然リベンジできてないし…)
ボクもスピードキューブに挑戦したいという強い衝動が生じましたが、今回はなんとかグッと堪えました。
ボクでも練習すれば1分くらいで揃えられるようになる気がしたのですが、そのためにはソロバンの練習のごとく毎日欠かさずに練習する必要がありそうですので止めておきました。(時間がもったいないので…)
でも、ある程度の域に達すれば、脳が次の手を自動的に判断してくれてほとんど考えることもなく揃えられそうですので、1度そういう境地を体験してみたいという気持ちはありました。
まあ、文章を思い浮かべるだけでキーボードをササッと打てるという能力だって似たようなものかもしれませんけどね。
しかし、テレビに出るレベルの人だと、キューブを数秒観察して状態を把握してしまえば、後はキューブを全く見なくても揃えてしまうのですよね。
そういうのは、実際に盤面を見ずに将棋を指せる人や頭の中のソロバンで暗算する人と同じなのかもしれませんけど、すごいものですね。
ちなみに、キューブを揃える手順というのは、第1段階まで揃える方法が○パターン、次に第2段階まで揃えるパターンが○パターン…と5段階くらいに分けて、その時々の状態を見ながら取るべきパターンを選択して進めていくのですけど、最低でもこのパターンを覚えてしまわないとスムーズに揃えることは困難です。
それは基本で、その後にいかに効率よくキューブを回転させるかというテクニックを磨く段階に入るわけで、その辺は名人級の人はもう神業としか言えないほどのスピードですね。
で、パターンを覚えるというのは将棋で言えば手筋とか定石を覚えるということになるわけです。
そういう段階は、創造性を発揮しなければならないようなところではなく、もう自動的に手が決まるわけです。(初段に届かないような人は定石を知りませんから自分で考える必要がありますが…)
プロ棋士レベルになると盤面を一瞥しただけで何十手も読めてしまうようです。
素人相手ならたぶん全く頭を使うことなく完勝でしょう。
よくあるパターンの局面については、もう完璧に最善手が記憶されているのでしょう。
プロ棋士が頭を使うのは、今まで経験したことのない局面になったときだけ。
スピードキューブの場合は一応の手順みたいなものは完成されているようで、後はそれをいかにスムーズにこなすかというのが課題のようですが、それでも、ある特定な状態からは一般的な段階を踏まずに特定な通し手順で進めたほうが速くなる場合があるそうで、奥が深い競技だそうです。
で、そんなことを考えていた時にK-1を見ました。
あの選手たちもすごい能力を持っているんですよねえ。
何がすごいって、防御能力がすごい。
今のボクんちのテレビは録画してもスロー再生が出来ないので確認できないのですが、スローで見るとすごいんですよね。
通常スピードで見ると上体を適当に揺り動かしているように見えていたのが、スローで見ると、ちゃんと相手の動きに合わせて動いているのがよく分ります。
「このラウンドはほとんど打ち合わなくってつまらなかったなあ」と思うようなラウンドでもスローで見ると全然違いました。
プロ選手同士でもほとんどパンチを当てられないのですから、素人がプロに殴りかかっても絶対に当たらないでしょうね。
すごいものです。
プロとか一流のアマとかは、そういう能力を身につけるために毎日欠かさずに練習をしているわけです。
で、オリエンテーリング界ではどうでしょうか。
少なくとも日本のオリエンテーリング界では、そのレベルのすごい人はいなさそうです。
地図を見て地形が立体的に思い浮かぶとか、コースを見て数秒でルートを決定できるとか、ボクと比べたらとんでもない優れた能力の人も多いですけど、でも、超人的な感じがする人はいないんですよね。
それだけの努力をするだけの報いがないマイナーなスポーツだからしかたがないのでしょうかねえ。
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